eyes00jp@落語研究中

youtubeにアップした落語(音声のみ)の再掲と解説と考察。ストーリー、サゲ、その他メモ等、頑張って勉強しています。

(五十音順)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■桂吉朝(かつら・きっちょう) ・愛宕山(あたごやま) ・不動坊(ふどうぼう)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■桂枝雀(かつら・しじゃく)  ・愛宕山(あたごやま) ・質屋蔵(しちやぐら) ・不 …
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<登場人物>金貸しの利吉、長屋の大家、講釈師の不動坊火焔、その後家(未亡人)お滝さん、同じ長屋のやもめ三人(漉き直し屋の徳さん、生洗い屋の勇さん、東西屋の新さん)、風呂屋の番台と客数人、講釈師の歌留多道斎<ストーリー>利吉は真面目に働いて得た資金を元手に …
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故立川談志師匠が、インタビューか何かで落語の「一円は単純に今の一万円くらいと考える」旨を述べておられた(うろ覚えなので、誤りがあったら申し訳ありません)。確かに落語では賭け事や飲み代等(生活とは関係ない娯楽や趣味が多い)の金額として、一~五円くらいのくだ …
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<登場人物>二人の男(喜六と清八)、煮売屋のおやじ<ストーリー>”煮売屋”はいわゆる惣菜類のテイクアウト店、イートイン式の簡単な居酒屋の二種類があるが、通常は前者である場合が多い。ある日、喜六が訪ねていくと、清八が昼間から何種類も惣菜を並べて酒を飲んでい …
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<登場人物>大阪の男、京都の男の嫁さん<ストーリー>京都は基本的に生産はしない消費都市で、限られたものを無駄なく大事に使う”始末(悪く言うとケチ)”が生活の根底にある。その京都で、客が帰りかける段階になって言う決まり文句が「なにもおへんのどすけど、ちょっ …
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<登場人物>町内の若い衆数人、相談役のおやっさん、近所の商家、薮医者、大家のお妾、ケチで有名な大店こと十一屋、漁師<ストーリー>昔の風習(特に西日本)では”送り”という、言わばまじないがポピュラーだった。疫病や虫害などが出ると、張りぼての人形を作り、疫 …
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<登場人物>堂島の米相場の旦那(ジキ。米相場師への尊称)四・五人、女中のお仲、同じくお富、新町の世話役たち、栴檀太夫、幇間の一八<ストーリー>ある夏の盛り、新町の太夫道中の日。普段から上得意の客で、今日もイベントの最大出資元である、堂島の米相場の旦那が四 …
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<登場人物>足が速いのが自慢の男(飛脚)、知り合いの男(依頼人)、道中の人々、うわばみ<ストーリー>一.知り合いが訪ねて来て、頼みがあると言う。大事な手紙を明石まで、どうしても今日中に届けないといけないが、飛脚宿(ひきゃくやど。運送会社)が出払って誰も残 …
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<登場人物>水戸黄門、淀谷辰五郎、儀助(番頭)<ストーリー>東海道は掛川宿(静岡県掛川市)、旅館脇の料理屋の玄関にある屏風に、旅途中の水戸黄門が目をとめた。どうもただごとでないオーラのある絵と思ったらそれもそのはず、落款はなんと土佐将監光信(とさのしょう …
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<登場人物>長屋の一同、きい公(喜六)、友達(清八)<ストーリー>家賃を何ヶ月も滞納しているのはましな方で、一度も払ったことがない、親の代から一度も払ったことがない、家賃という言葉を知らないという猛者までいるという極めつけの貧乏長屋。とりえは、くよくよし …
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<登場人物>代書屋、アホ、商家のご隠居、朝鮮人、女中<ストーリー>代書屋は、本人の代わりに書類や手紙等の代筆をする仕事で、現代の行政書士の簡易版のようなもの。その代書屋にやってくるさまざまな客。一人目は色町の男衆(下働き)として勤めることになった、無筆の …
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<登場人物>幸助さん、アホの二人組、見物人、浄瑠璃のお師匠さん、その弟子、呉服屋の番頭<ストーリー>丹波から身一つで出てきて、一代で身代を築いた割り木(薪)屋のおやじ、胴乱(どうらん。薬や煙草等を携帯するためのウエストバッグ)をいつも下げている幸助さん。 …
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<登場人物>主人公の男、友達のたっつぁん、甚兵衛さん<ストーリー>なにかというと”一杯飲める”が口癖のアホ(主人公)を、卑しいと諌めた友達のたっつぁんも”つまらん”という口癖がある。二人とも無意識の内に言っているので、直すのが難しい。二人で協力して直し合 …
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<登場人物>主人公の男、知り合いの男、主人公の嫁、客三人<ストーリー>明治時代、まだ江戸(関東)と大阪(関西)が外国ほどの感覚の残る頃のこと。アホ(主人公)が新しい商売を始めたと、知り合いの男に知らせにくる。不自然な江戸弁らしき言葉を話すので、商売を訊く …
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<登場人物>幇間の一八(いっぱち)、同じく茂八(しげはち)、旦那、舞妓と芸妓数人、茶屋のばあさん<ストーリー>元は大阪で働いていたがしくじってしまい、最近、京都へやって来た幇間の一八と茂八。今日は旦那と舞妓・芸妓たちと一緒に春の愛宕山へ、参詣がてらピクニ …
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